雀の研究:「鳥の第六感とか」

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  ( •∀•)
  ,,゙゙ 、..、ノ,

部屋の前に何かを呼びにきた雀たちの一連の動作はとても意識的で魅かれた。
秋、窓から外を眺めると雀が三匹目の前の屋根に止まり、えさえさと言わんばかりに"ぎゃーぎゃーぎゃー"と規則正しく三回鳴いた。雀は人に慣れないので人の多い熱田神宮とか以外では至近距離で拝むことはまずできない。雀が最高にかわいいと思う僕はふだんさりげなく'目線で'観察している癖がついている。でもその雀三匹に魅かれたときには顔の角度を雀の方に向けてしまった。雀は僕に気づき、びくっと一瞬止まった後、三匹同時の動作で力強くブィーンっと飛んで行ってしまわれた。一匹が逃げると全部が逃げる仕組みになっている。
あれは不思議だった。えさを屋根のうえにばら蒔いている。それは神饌なのだけど。もしかすると神の霊気に寄せられてえさをそこに求めにきたのだろうか。でも、そこにいる相手は神様ではなく人間だった、と。秋になり鳥の鳴き声が増えたので自分の部屋の神饌は屋根にばら撒くことにし、3回撒いたぐらいの日々の出来事でした。
また雀はあまり学習能力はないようで、春に毎日庭に降りてきていた茶色の雀たちは、秋になっても戻ってこなかった。ある程度警戒しなくなっていたのだけど。家の窓が開いたらビビってブババーーッッッと、どうしてそんなに遠くまで逃げる必要があるのかわからない遥か彼方に飛び立っていくのではなく、木の中とか屋根の上から人を観察してるぐらいにはなっていた。雀たちは夏の間はどこか涼しいところへ移動していたようで、神饌は庭の栄養になっていた。その日きた雀三匹は新しい雀で、でぶの品種だった。詳しくはないけど、飛び立つ羽の音がクマンバチより力強かった。
春になると雀が増えるから庭が愉しい。まだ逃げまくるけど。